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2013 REPORT

(1)2013年総会  2013年4月13日 男女共同参画センター・ソーレ3階ホール

  福島原発告訴団団長の武藤類子さんに「原発事故から2年…いま福島で起きていること」と題して講演していただきました。総会の参加者52名、講演の参加者105名でした。

 

(2)四国電力社長の原発再稼働表明に反対し電気料金値上げの説明を求める取り組み

  四国電力千葉社長は「新基準が7月15日に出てきたら、15日か16日に申請する準備をする」と新基準施行即再稼働準備の姿勢を明らかにしました。

6月5日昼休み高知市役所前で緊急抗議集会を開き、四国電力前まで歩きました。参加者は約100人でした。

 

6月17日、四国電力高知支店に電気料金値上げ反対、説明会開催要求、原発再稼働反対の申し入れと交渉を行いました。高知支店は広報課4人が対応、県民連絡会からは17人が参加しました。

 

6月29日、人権啓発センターで電気料金値上げについての説明を求める集会を計画しましたが、四国電力は参加を断ったため急遽、高知工科大学助教の牧田寛さんに講演を依頼「電気料金値上げと伊方原発再稼働に反対する集会」に切り替えました。丸井世話人が四国電力株主総会の報告、徳弘世話人が当面の取り組みを提起しました。約60人が参加しました。

 

(3)「12・1 NO NUKES えひめ」大集会  2013年12月1日

  伊方をとめる会が主催し、多くの団体が共催する松山城公園での大イベントでした。マルシェ(ナチュラルな食と飲み物)、メインステージ、サウンドデモが計画され、スピーチは秋本豊寛、鎌田慧、亀山ののこ、木村俊雄、広瀬隆、ミサオレッドウルフ、山本太郎、笠井亮、吉田忠智さんらで、三宅洋平、嶋本慶、松浦優らアーチストも参加しました。ステージ参加者が多くなったため時間帯が変更になり、警備の関係でデモコースや駐車場の変更がありました。あいにくの雨となりましたが8000人が参加しました。高知県民連絡会はバス8台を確保して、大人315人、学生3人、子供8人、合計326人が参加しました。西部地域実行委員会はバス3台で121人。他に香美市医療生協、コープ自然派、生協病院などからバスで参加、バス以外の参加者も併せると高知県からの参加者は600人を超えました。

 12月2日は県交渉に2人が参加して知事に文書を届けました。伊方原発付近の丘から風船を飛ばしました(伊方風船プロジェクト)。風船は愛媛県野村町、鬼北町、宇和島市の他、高知県梼原町影野地(伊方から60㎞)の6か所で発見されました。四国カルストを超えて飛んできていることが分かり、原発事故の時高知県に被害が及ぶことは明らかです。

 

(4)原発再稼働反対、特定秘密保護法廃止、憲法改悪反対 安倍内閣打倒県民集会2014年3月16日

 3つの課題に基づき、「県民連絡会」と「郷土の軍事化に反対する連絡会」「国民主権を守り憲法を暮らしに活かす懇談会」の3者共催の集会でした。城西公園で開き1500人が集まりました。外京ゆり、田口朝光の2人が基調報告、参加者も入れ替わり1分間スピーチをしました。集会前の音楽やキッズコーナー、聴覚障碍者のための手話通訳も行いました。帯屋町と電車通りの2コースでデモ行進、一部は高知駅まで歩きました。幡多からバス2台で参加がありました。

 

 

(5)伊方原発運転差し止め訴訟

  ○2011年12月8日 第1次提訴 原告300人、代理人147人 弁護団長薦田伸夫、事務局長中川創太 被告は四国電力 運転差し止めを求める民事訴訟

  ○2012年3月28日 第2次提訴 原告322人が加わり、累計で622人

  ○2012年5月7日 四電から答弁書

  ○2012年5月29日 第1回口頭弁論 薦田伸夫弁護士、河合弘之弁護士、原告2名(須藤昭男、近藤誠)が陳述

  ○2012年9月25日 第2回口頭弁論 8月3日付で提出の求釈明の陳述、26点の書証を提出。原告3名(渡辺寛志、村田武、松浦秀人)が陳述

  ○2013年1月29日 第3回口頭弁論 薦田弁護士が準備書面の要旨陳述、原告3名(野中玲子、山崎秀一、安西賢二)が陳述

  ○2013年4月30日 第4回口頭弁論 中川弁護士が裁判長交代に伴う弁論更新手続き弁論、準備書面(7)~(10)の要旨陳述、原告2名(河野康博、服部敏彦)が陳述

  ○2013年7月16日 第5回口頭弁論 準備書面(11)の要旨陳述、求釈明申立書(2)の陳述、原告3名(中川悦良、堀内美鈴、山下正寿)が陳述

  ○2013年8月20日 第3次提訴 原告380名が加わり、累計で1002名 原告共同代表は新たに3人が加わり、1次2次と合わせて13人になる

  ○2013年10月29日 第6回口頭弁論 準備書面(12)(13)(14)の要旨陳述 原告2名(曽根康夫、望月佳重子)が陳述

  ○2014年3月11日 第7回口頭弁論 準備書面(15)(16)(17)の要旨陳述 原告2名(大崎義治、アーサービナード)が陳述

  第4次原告団を募集中、新たに300名を目標に5月10日締め切り。四国全自治体から確保したい。

 

(6)伊方再稼働に反対する自治体意見書について

  県議会は、各会派への依頼にもまわりましたが壁が厚く採択に至りません(2013年県議会本会議8:31で否決 賛成;共産党5 県民クラブ2 高橋徹)。市町村議会では34自治体中26自治体で採択されています。「伊方をとめる会」が2014年2月、四国内すべての市町村議会と県議会に、「新し

い知見に基づき慎重審議を要請する意見書」の採択を要請しました。最近の資料も全議員分を届けています。高知県では3月25日現在、馬路村、奈半利町、本山町、日高村、越知町、大月町、三原村、大豊町、黒潮町、中土佐町、須崎市、安芸市の12自治体で意見書が決議されました。

 

(7)金曜日行動と愛媛県知事あて署名について

  毎週金曜日夕方帯屋町で宣伝と署名の行動を行ってきました。署名目標40万筆で到達は25万筆(高知県は約32000筆)となっています。4月30日に締め切り、5月13日に提出予定です。

愛媛県知事が会おうとしませんが、何とか意見を聞いてもらいたいものです。

  帯屋町行動の責任団体  第1金曜日;平和委員会、新婦人 第2金曜日;平和な未来を考える会

   第3金曜日;共産党、県労連  第4金曜日;平和運動センター、社民党、新社会党

   第5金曜日;平和運動センターまたは平和委員会

  グリーン市民ネットワーク、サロン金曜日は高知市役所前で街頭アピール継続。

  高知市以外への行動の拡大についても相談してきましたが「四万十行動」以外実現していません。

 

(8)県知事との交渉について

   これまで危機管理課や新エネルギー課などと交渉してきましたが、伊方再稼働をとめるうえでも、高知県知事を動かすことが必要です。知事に会うことはなかなか難しいので近く副知事と交渉することになっています。

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